1987-03-27 第108回国会 参議院 運輸委員会 第2号
○小笠原貞子君 今回の設備買い上げ法案の前に出されておりました五十三年時、このときの買い上げ法と八年後同じ対策を再びとるという見通しの甘さ、これも一つの大きな問題、経済政策の失敗であるというふうに私は言わなければならないと思うんです。 五十三年のとき、運輸省は六十年にハイレベルで六百四十万トン、ローレベルでは三百四十七万トンの建造見通しというものをお立てになりました。
○小笠原貞子君 今回の設備買い上げ法案の前に出されておりました五十三年時、このときの買い上げ法と八年後同じ対策を再びとるという見通しの甘さ、これも一つの大きな問題、経済政策の失敗であるというふうに私は言わなければならないと思うんです。 五十三年のとき、運輸省は六十年にハイレベルで六百四十万トン、ローレベルでは三百四十七万トンの建造見通しというものをお立てになりました。
さて、そこでこの買い上げ法によって中手造船が淘汰されるということは言えると思うんですね。五十三年度の買い上げ法によりまして六十一社中十社が買い上げ対象になりました。そのすべてが中手以下でございました。そのほかに七社が五千トンを割るというふうな形をとっているわけです。
○立木洋君 報道等ではこの買い上げ法の第一号に函館ドックがなるんではないかというふうなことが言われておりますが、先日も函館ドックの問題では大臣にお話しを申し上げていろいろ御検討いただき、その後のお話では大分御努力をいただいたというふうなことでありますが、その点で若干お尋ねしておきたいんですが、函館では、御承知のように、三十万トンと、それから八万五千トンですかの船台があるわけですが、たとえば八万五千トン